2013年3月7日木曜日

デザインから見た経営革新



3月5日(火)、高知市のホテルで開催された

『デザインから見た経営革新』というセミナーに参加しました。

講師は、はちうま みほこ氏(高知で活躍されているパッケージデザイナー)、

ケンショー食品 代表取締役 町田氏、

松崎冷菓工業 代表取締役 松崎氏の3人。


セミナーの内容は、企業とデザイナーの関わり方が主な内容。

はちうまさんのお名前は、正直、知らなかったのですが、

作品を見たら一発でわかりました。

はちうまさんの手がけられた芋屋金次郎の作品は、

前から、センスがいいなぁと思っていたので、いろいろ話しが聞けて勉強になりました。


今回、セミナーに参加して感じたことは、

やっぱりデザイナーと企業のいい関係ができているから、

いいデザイン、売れるデザインができるんだと痛感しました。

企業もデザイナーを信用しているし、

デザイナーもしっかりとしたデザインを制作している。

デザイナーは何でも言うことを聞く下請けでもないし、

偉そうに自分の作ったものは正しいと押し付ける先生でもいけない。

対等に話しができる関係がちょうどいい。

はちうまさんとケンショーさん、

はちうまさんと松崎冷菓工業さんの関係が、本当にすばらしいと感じました。




会場には、約30人ほどの方が参加されていたのですが、

パッとみたところ、デザイナーよりも、企業の方が多いように思いました。

きっとデザインをどうにかしたいと思っていたりする会社の方ながやろか。

商品が出来たからパッケージをデザインしてもらいたいけど、

誰に頼んでいいやらわからない、

デザイナーが見つかったけど思い通りのデザインが出来上がってくるか心配だったり、

そして、何よりパッケージのデザイン料ってどのくらいか検討もつかない、

という感じかもしれない。

はちうまさんも言っていましたが、デザイナーに相談したからと言って、

弁護士のように30分5000円とか取られるわけでもないので、

まずは、相談してみては?とおっしゃられていました。


きっと大手広告代理店に仕事を依頼できるような予算はないけれど、

デザインの力を必要としている企業はたくさんあると思います。

でも、デザイナーと知り合う機会がないのが現実のような気がする。

そういった企業とデザイナーが知り合う機会を作ったらどうやろ?

例えば、いろいろなデザイナーを集めて、

デザインを必要としている企業の方に来てもらい、

セミナー形式がいいのか展示会方式がいいのかわからないけど、

企業とデザイナーの出会いの場を作るとかって、経済のためにえいかもしれんね。





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