猿回しの村崎太朗さんをゲストに招いて、
じんけんに関する講演会があるので、聴きに行ってきました。
村崎さん、被差別部落の出身で、そのことについての公演だったのですが、
すごく考えさせられる講演内容でした。
村崎さん、話している間、ずーっと涙目で、
自分の生い立ちを話すのは、はらわたをえぐりながら話しているようでつらい、
というようなことを言っていました。
娘の結婚式も、自分が被差別部落出身だからということで、結婚式にも出れなかったと。
普段、暮らしていると、被差別部落のこととかあまり考えたことなんてないのですが、
今でも、そういった苦しみの中で生きているという人たちがいるという現実。
いろいろ考えさせられる講演会でした。
こっちに帰ってきて、よかったと思うことはいろいろとあるのですが、
こういった公演会を見に来れるというのも、よかったことの一つ。
東京の時は、北朝鮮の拉致問題の講演会も行ったりしたこともあるのですが、
基本的には、広告やデザイン関連の講演会やイベントばっかり行っていました。
デザインを仕事にしているので、それはそれで、行くべき講演会なのですが、
東京なんて情報やイベントが多すぎて、
自分の興味のある情報しか聞こえてこないし、目に入りません。
田舎は、情報が少ないので、興味がない、気にかけたことがないことでも目に入ります。
今回も田舎に住んでいたら、こういったことを知るきっかけになったわけで、
田舎に帰ってきてよかったと思える講演会でした。
もし、村崎さんの講演会、機会があれば、ぜひ聴きに行ってください。
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