やっと出来きました!
最初の打合せから、完成まで約半年。長かったぁ。。。
土佐清水市竜串でみかんを作っているオレンジ園さんのドリンクのパッケージ。
オレンジ園さんは、ホテルも経営していて、
ホテルに宿泊してくれたお客さんに、自分のところで穫れたみかんを搾って
十数年前からジュースとして提供していたのですが、
これが好評で、買って帰りたい、商品化してほしいとの声があったみたいです。
ただ、ホテルで提供するのと、商品化して販売するのとでは、
衛生面や機械が全く違うので、
予算も手間もかかるということもあり、
なかなか商品化に踏み切れなかったみたいなのですが、
2、3年前に機械を購入して、商品化に踏み切りました。
最初、『小夏』と『タンカン』を商品化して販売していたのですが、
今年から、『ぽんかん』と『土佐文旦』も作りたいということで、
その二つのパッケージの制作のご依頼を受けました。
デザインのポイントは、自家製果汁のロゴマーク。
みかんを輪切りにしたイメージの輪の中に、『自家製果汁』の文字を配置。
オレンジ園さんは、自分のところで作ったみかんを自分のところで搾汁して、
商品化しています。
みかん農家の方で、ジュースとして商品化し販売しているところは多いのですが、
加工は、別の会社にお願いしているという農家もあったりします。
そんな中、オレンジ園さんのこだわりは、自分のところの工場で作ること。
自分の工場で作ることで、自信を持ってお客さんに提供できるし、
うまくいけば、雇用にも繋がります。
そして、ドリンクに使用するみかんが、万が一、足りなくなっても、
よそのみかんは使わないとのこと。
自分のところで作っているから、肥料のこともわかるし、
同じ木になったみかんでも南側にあるみかんと北側にあるみかんでは、
収穫のタイミングも違う。
そういったことがすべてわかっているから、自分のところのみかんだけを使うとのこと。
自分のところで栽培・収穫し、搾汁して瓶に詰める。
このこだわりを伝えたいと思い、自家製果汁のロゴマークを作って、展開しました。
まだ、店頭には並んでないと思いますが、お土産物屋さんで販売予定。
もし、見かけたら、お土産によろしくお願いいたします。
目の前に海がある山で育てています。 |
オレンジ園 西村さん |
みかんを作っている西村さん。
なんと、88歳!現役!
商品の撮影風景 |
これは、商品撮影の時のメイキング写真。
東京の時と違って、撮影現場には、
広告代理店も営業もクライアントも
アシスタントもロケコーディネータも、そしてカメラマンさえもいない。
自分一人でセッティングして、自分でシャッターを切る。
孤独と言えば、孤独。気軽と言えば、めちゃくちゃ気軽。
でも、やっぱりプロのカメラマンにお願いしたい。。。
西村さんのポートレートも、プロが撮影したら、
ざんまにえい写真になると思います。
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