2012年4月28日土曜日

気がついたら20年。




この4月でよく考えたら、グラフィックの仕事を始めて20年が経ちました。

アッという間の20年です。



デザインの仕事を始めた頃は

今と違って、グラフィックデザイナーにとって、駅貼りポスターが花形だったので、

かっこいい駅貼り用のB倍ポスターを作りたいとかばっかり思っていました。

有名なカメラマンにお願いして、

ワンキャッチワンビジュアルの世界の仕事がしたい、

そんな見え面ばかりの上っ面なことばっかり考えて、

自己満足の世界で仕事をしていたような気がします。



でも、いつからか、写真や文字組、レイアウトも大切だけど、

デザインの本当の目的は、デザインの力で人を動かすことだと思うようになり、

それから、自分の中でデザインに対する考え方が変わったように思います。

まあ、こんなことは、デザインを始めた時にすぐに気付けよという感じの話しですが。




グラフィックを始めて20年。

まさか、40を過ぎて、田舎に帰って、

土佐清水というど田舎で

フリーのグラフィックデザイナーとして仕事をしているなんて、

夢にも思いませんでした。


田舎でデザインするなんて、

東京から見ると楽しくなさそうに見えるかもしれないけれど、

田舎でデザインをするというのは、本当にやりがいがあります。

思っている以上に田舎は、楽しかった。



こっちに帰ってきて、2年目の年です。

もっとがんばって、

人が動くような仕事がしたいと思います。


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