この4月でよく考えたら、グラフィックの仕事を始めて20年が経ちました。
アッという間の20年です。
デザインの仕事を始めた頃は
今と違って、グラフィックデザイナーにとって、駅貼りポスターが花形だったので、
かっこいい駅貼り用のB倍ポスターを作りたいとかばっかり思っていました。
有名なカメラマンにお願いして、
ワンキャッチワンビジュアルの世界の仕事がしたい、
そんな見え面ばかりの上っ面なことばっかり考えて、
自己満足の世界で仕事をしていたような気がします。
でも、いつからか、写真や文字組、レイアウトも大切だけど、
デザインの本当の目的は、デザインの力で人を動かすことだと思うようになり、
それから、自分の中でデザインに対する考え方が変わったように思います。
まあ、こんなことは、デザインを始めた時にすぐに気付けよという感じの話しですが。
グラフィックを始めて20年。
まさか、40を過ぎて、田舎に帰って、
土佐清水というど田舎で
フリーのグラフィックデザイナーとして仕事をしているなんて、
夢にも思いませんでした。
田舎でデザインするなんて、
東京から見ると楽しくなさそうに見えるかもしれないけれど、
田舎でデザインをするというのは、本当にやりがいがあります。
思っている以上に田舎は、楽しかった。
こっちに帰ってきて、2年目の年です。
もっとがんばって、
人が動くような仕事がしたいと思います。
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