2012年6月21日木曜日

『土佐清水ディズニーランド構想』



上のフレーズ(ロゴ)は、去年の9月に市役所からいただいた仕事の時に

作ったタイトルです。

遠いだけのことはある、というのは、

“遠い”というマイナスをプラスに変えるキャッチです。

遠いことがいいように感じてもらえるようにと考えました。

ちなみに、高知県が現在、『リョーマの休日』というキャンペーンをやっていて、

キャッチが「わざわざ行こう!」になっているけど、

“わざわざ”という言葉を使ったのは、

こっちが先なので高知県のキャンペーンのキャッチをパクったわけではないよ。



で、本題。

土佐清水市は、東京から時間的にもっとも遠い街のひとつだと言われています。

公共の交通機関を使って移動すると、待ち時間なども入れて、

たぶん、高知空港から土佐清水市までトータルで4時間ぐらいかかると思います。

確かに遠い。

東京の時、「実家って駅からどのくらい?」って聞かれることがあり、

その時は「徒歩丸1日w」って答えてました。

駅がないこと自体が、信じられないらしい。


駅もないし、高速道路もない。

この先、土佐清水駅なんてできないし、高速が繋がる予定もない。

不便と言えば、不便。

でも、個人的には、駅もいらないし、高速道路も繋がらなくていいと思っています。

駅も高速も、四万十市までがちょうどいい。

パッと行けるところは、パッと帰れるところでもあるわけで、

逆に考えると、パッと行けないということは、パッと帰れないところなので、

観光にとっては、長く滞在してもえるということで、いいことかと思います。


そこで、提案、というか思うことがあります。

『土佐清水』という街をひとつの娯楽施設、

例えば、ディズニーランドのようなものだと考えて、なにか展開できないかなぁと思う。

もし、自分が土佐清水から、わざわざ東京まで行って、ディズニーランドに行ったら、

メインの乗り物一つだけ乗って、ディズニーランドを出て、

スカイツリーには行かないと思う。

スカイツリーに行ったとしても次の日。

せっかくわざわざディズニーランドに行ったのだから、

あれも乗りたい、これも乗りたい、

あれも食べたい、これも食べたい、

あれも買いたい、これも買いたい、

あそこに泊まりたい、ここにも泊まりたい。

朝から夜まで一日中、ディズニーランドを満喫すると思う。

なので、土佐清水も、せっかくこんな遠くまで来てもらったんだから、

足摺岬だけ見て帰られるのではなくて、

土佐清水市をディズニーランドのように捉え、

一日中、というか二日でも三日でも楽しんでもらえる街として

観光客の方に提案してはどうやろか。

一日では全部楽しめないぐらいのネタは土佐清水にあると思う。



一日中、楽しんでもらうには、

一日楽しめるコンテンツを知ってもらわないといけないので、

当たり前ですが情報発信が大切。

情報発信は、基本的にはWEBやパンフレットが中心になってくると思う。

パンフレットも、ただ、いつものような決まりきったパンフレットではおもしろくない。

たとえば、るるぶのディズニーランド特集のような

めちゃくちゃ楽しそうなデザインにしてみる。


他には、遊園地や動物園に行った時にもらえる

一枚ものの大きなパンフレットを折り畳んだ園内案内のように、

俯瞰で見た土佐清水をイラストで表現したようなデザインにすることだって考えられる。

観光客の方が、俯瞰イラストのパンフレットを見ながら、

「ここを見たら、次はここで食事。食事の後はここに移動して〜」って、

自然に土佐清水を回遊してしまうような構成のデザインとか面白いと思うし、

WEBサイトだって、固いデザインではなく、

ユニバーサルスタジオジャパンのようなサイトにしても面白い。


厚生橋にあるあしずり温泉郷のゲートだって、

観光客の方のテンションが上がるようなデザインに変えて、

夜になると、電飾でキラキラ光らせるとか。←例えばですよ。


土佐清水をディズニーランドのような街と考えると、

きっと他にもいろいろアイデアが出てくると思います。

『土佐清水ディズニーランド構想』、悪くはないと思うのですが。。。


※長い文章ですいません。読んでいただいた方、ありがとうございます。

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