2014年5月26日月曜日

Iターン Uターン





高知県は、移住促進に力を入れています。

動画を見ると、移住希望ランキングが6位になったとのこと。

それは、それでいいことだとは思うけど、

こっちに帰ってきて感じるのは、

IターンとUターンでは、イメージや扱いが全然違うなぁと感じる時があります。


Iターンの人は、都会にない田舎の良さをわかってくれる人。

わざわざここを選んでくれてありがとう的な感じ。

一方、Uターンの人は、都会でやっていけないから帰ってきたダメな人。都落ち的なイメージ。

どちらも、都会より田舎を選んだことには変わりないと思うけど。



高知県の移住支援サイトを見ると、一応、「Uターン」という言葉が入っているけど、

メニューを見たら、

「移住までの流れ」「移住者インタビュー」「移住・交流コンシェルジュ」と、

「移住」という言葉が使われているわけで、Uターンの人も多少意識していると思うけど、

結局、Iターンの人に向けたサイトでだと思う。


Iターンの人が高知県に来てくれるのは、すごくありがたいと思います。

どんどん来てくれたらいいと思います。


ただ、僕は、Uターンしたい人が、帰ってきたいと思ったら、

いつでも帰ってこれるような支援に力を入れてほしいと思う。





2014年5月15日木曜日

高知出張ついでに


昨日は、15時半から高知大学で打ち合わせがあったので、

ついでに、高知を楽しもうかと思い、朝から出発。

仁淀川



















まず、目指したのは仁淀川添い(いの町)にある高知アイスのお店。

朝、7時半に出て、10時に到着。

ここは、ロケーションがめちゃくちゃえいし、

高知アイスさんのところやけん、前から一度、行きたいと思っていました。

やっと来れた~と思ったら、





















まさかの開店前。。。

嫁にぼろくそ言われる。

開店まで待ちたかったけど、

次の予定があるので、外だけ見て、高知のイオンへ。




















高知のイオンでは映画鑑賞。

観た映画は、テルマエ・ロマエ。

このポスターのデザインは、東京の時、勤めていたデザイン事務所が製作したものなので、

映画を観ちょかないかんろ~と思い、足を運びました。

最後のエンドロールにデザインしたスタッフの名前が出るので、

映画の中身より、エンドロールを一番真剣に観ました。

スタッフの名前が出た瞬間、一時停止したかったけど、

映画なのでそういうわけにもいかず。。。


昔の会社のスタッフががんばって、いい仕事をしているということを

遠くても感じられるのは、やっぱりうれしかったりします。

ただ、ポスターを観ても、デザインの出来映えうんぬんよりも、

このポスターを作るのに、どれだけのアイデアを出したがやろ?

どれだけのカンプを作ったがやろ?写真探しとか大変やったやろな、とか、

徹夜とか休日出勤もいっぱいしたがやろうなぁ、とか、そんなことばっかり気になってしまう。

ポスターからは、苦労の跡など、当たり前で全く見えないけど、

実際は、めちゃくちゃしんどい思いをしながら作ったがやろうなぁと思います。

東京アンクルのスタッフ、お疲れさまでした。

映画、おもしろかったです。



映画の後は、朝倉に移動し、高知大学で打ち合わせ。




















打ち合わせは、1時間ほどで終わり、そのあとはココイチへ~。



















先日、アメトークでココイチ芸人を見て、

めちゃくちゃココイチが食べたくなり、寄ってみました。

東京ではいつでも食べれるココイチですが、土佐清水や隣りの四万十市にココイチはなく、

車で2時間半の高知まで来ないと食べれない。

かなり貴重なカレー。



















普段、なかなか食べれないので、今日は、カロリーを気にせず、食べたいものを注文。

うまかったぁ〜。



★余談

テルマエ・ロマエでは、主演の阿部寛さんの裸がたくさん出てくるのですが、

東京の時、通っていたジムのお風呂で、阿倍さんの裸を一度観たことがあります。

お風呂の中で、前から歩いている人の裸がめちゃくちゃかっこよくて、

凄いカラダしてるなぁ、うらやましいなぁと思って、顔を観たら、阿倍さんでした。

同じ人間とは到底思えないカラダでした。

ちなみに、フットボールアワーの岩尾さんもジムのお風呂で会ったことがあります。

テレビではブサイク、ブサイクと言われていますが、実際は、そんなにブサイクでもない。

全然、僕の方がブサイクだなぁと感じた記憶が。。。







2014年5月10日土曜日

宗田節は、自然のうまみ調味料〜



5月8日付 高知新聞











たまには仕事紹介。

昨年、制作した新谷商店さんの小冊子『宗田節屋の家庭料理レシピ』が

5月8日付の高知新聞で紹介されました。


宗田節は土佐清水の特産品なので、

よくスーパーや食料品店で削り節にして売っているのですが、

いつも売り場に並んだ宗田節の削り節を見ながら思っていたのは、

今どき、節から出汁を取って、味噌汁とか作る人って、あんまりおらんがやないろかと。

特産品、特産品っていうても、わざわざ節から出汁らぁ取らんと思われた瞬間、

店で売っている宗田節を見ても、

自分とは関係のない商品に感じてしまっているのではないかなと思っていました。

特産品なのに、土佐清水の人と距離のある宗田節。



宗田節の売り場を見ながら、いつもそんなイメージを抱いていたのですが、

今回、新谷商店さんに声をかけていただき、

宗田節について、いろいろ話をしていく中で、

新谷商店さんのお母さんが宗田節を使った料理の話をしてくれたのですが、

その料理の話を聞いていたら、本当にうまそうで、

出汁を取る以外にもいろいろ使えることがわかり、

相談してレシピ本を作ることになりました。





コピーは、料理なので女性がいいかと思い、

土佐清水に何度も遊びに来ている東京の女性コピーライターにお願いしました。



新谷やよいさん


























今回の冊子の主人公は、新谷商店のお母さん。

レシピ本を作るんだったら、誰が考案した料理がわかった方がいい。

書店で売っている料理本も、料理を考えた人の名前が入っていて、

誰が考案した料理かわかるので、

今回の冊子は、お母さんに登場していただきました。

かなり恥ずかしがっていましたが。。。



























料理の撮影は、K+をいつも撮影されている河上さん。

田舎料理を自然光で撮影するのであれば、河上さんがいいかなと思ってお願いしました。

今回の写真は、田舎料理のおいしさをリアルに表現したかったので、

本来なら、料理の撮影となると、フードコーディネーターをつけて、

おしゃれなお皿を用意してもらって、きれいに盛りつけてもらうのですが、

今回は、リアル感を出すために、

お皿は、全部、新谷商店さんが日頃使っているお皿を使用。

料理を置くテーブルも、新谷さんが昔使っていたちゃぶ台。

ちゃぶ台には、傷があったり、子どもが貼ったシールの跡があったりしたのですが、

それが田舎っぽくていい感じでした。

写真の上がりはバッチリ!

何気ない田舎料理がビジュアルとしてしっかり成立して

おいしそうに撮影してもらえました。

店頭用POP



















宗田節は、味噌汁の出汁を取るためだのものではなく、

いろいろな料理に使える“自然のうまみ調味料”なので、

ぜひ、いろんな料理に使ってみてください。