2013年2月27日水曜日

スポーツカメラマン高須力氏 作品集



東京の時、お世話になったスポーツカメラマン高須さんの

作品集をデザインさせていただきました。

高須さんは、スポーツカメラマンで世界中を飛び回って

サッカーのワールドカップやオリンピックなどの撮影をしています。

また、浅田真央選手の写真集のカメラマンだったりします。

今年5年ぶりに全国4カ所で、展覧会を開催することになり、

そこで配るための作品集を作るということで、

僕がデザインを担当させていただきました。


去年の年末ぐらいに制作以来の電話をいただいたのですが、

わざわざこんな田舎にいる僕に頼んでくれるなんて、

本当にありがたい。


デザインは、基本的にセレクターさんが写真選びとページ構成を作っていたので、

僕の作業は、セレクターさんの意図していることを汲み取りながら、

レイアウトしていった感じです。

今回、初めて『セレクター』という仕事を知ったのですが、

都会は、作業が細分化されていて、すごいなぁと。。。


写真集には、27のスポーツをテーマに撮影されています。

有名選手だとわかるものもありますが、

誰かもわからないシルエットや筋肉の一部、手の先だけなど、

いろいろな写真が載っています。

決して動画では伝わらない、

写真だからこそ伝わる一瞬の緊張感があふれた写真集になっています。



土佐清水市でもプロではないけれど、真剣にスポーツをしている人がいます。

少年野球のチームに所属して毎日練習している小学生、

社会人の剣道、仕事帰りにサーフィンを楽しむ人、

あと、よさこい踊りのチームなんかもスポーツみたいなものだと思うのですが、

そんな真剣にスポーツをしている人を高須さんに撮影してもらえたりすると、

きっとかっこいい写真が撮れたりするがやろなぁと思う。

あと、例えば、メヂカを釣っているおんちゃんとかをスポーツ選手と捉え、

撮影したりするのもおもしろそうやと思うし、

いつかそんな撮影をしてみたい。


今回、クレジットを入れさせていただきました。

会社名は、東京の会社名です。


●高須氏オフィシャルHP_http://takasutsutomu.com/




2013年2月19日火曜日

清水弁(正確には幡多弁)




高知県の西の方(幡多地方)は、テレビで出てくる高知弁(土佐弁)は話しません。

幡多弁と言って、高知弁とはイントネーションが逆で、

全く違うとまでは言わないけど、同じ県とは思えないほど、言葉が違います。

似たような単語を使うところもあるのですが。


僕は、高校を卒業後、大阪と東京に23年住んでいたのですが、

23年間、よそに住んでいた割に、清水弁を話せると思っていました。

でも、こっちに帰ってきて、地元の人と話していると、

そう言えば、そんな言葉あったあった、というのがよくあります。

“いっぱい”を“せっぱい”とか、“しでる”など。


こっちに帰ってきて、徐々に忘れていた清水弁を思い出し、

清水弁の敬語もだいぶ話せるようになったのですが、

困るのは、仕事で、高知県以外の方と話す時。

「スケジュールの件ですが、」など、たったこれだけのことを言うのに、

「スケジュールの件ながですけんど、〜」とか言ってしまう。

標準語と方言の使い分けがパッとできなくて、ちょっと恥ずかしい。


写真は、サニーマートの裏の港の漁具倉庫に貼ってあったもの。

方言バリバリのコピー。

『つけましょう』じゃくて、『つけちょうかえ』

『持ちましょう』じゃんくて、『もっちょうかえ』。

なんか知っちょうおんちゃんに言われようみたいでえいでね。



2013年2月18日月曜日

春のお祭り

昨日は、春のお祭りで、神輿を担いできました。

いつも所属しているチームは、春のお祭りには出ないのですが、

別のチームが人数が足りないということで、急遽、参加。

なので、いつもとは違うメンバーと神輿を担いで、

夜は、お疲れさん会でした。


メンバーの中に、Iターンで土佐清水に来ている男性が2人いたのですが、

二人ともめちゃくちゃ馴染んでいて、最初、地元の人かと思ってしまうほど。

僕なんて、知っている人は誰もいなくて、

あまり話す相手もいなかったけど、

Iターンの二人は、僕とは全然違って、

めちゃくちゃみんなと楽しそうに話して、すごいなぁと。

僕の方がIターンの人みたいでした。。。



お疲れさん会の時、お祭りの今後についての話しにもなり、

Iターンの1人の方は、舟歌も覚えてちゃんと歌えるのですが、

舟歌を歌える人を増やさないと、いけないと言っていました。

そして、昔は、出店も出てにぎやかだったらしいから、

また、そういうお祭りになるようにしたいって。

よそから来た人がそう言ってくれるのは本当にありがたい。

と言いながら、僕は、舟歌なんて、全く歌えないですが。。。


今回、年長者の方に聞いたのですが、

清水のお祭りは、大漁祈願だけではなく、五穀豊穣や土佐清水の発展など、

土佐清水のためのお祭りらしい。

なんとなく、勝手に、漁師のまつりと思い込んでいたのですが、

そうではないらしい。

でも、たぶん、漁師のまつりだと思っている人は多いような気がします。

毎年、参加者の確保が大変らしいのですが、

参加者の規定もないらしく、

県外の人でも全然いいし、担ぎたいと思ってくれるのであれば、誰でもOKらしいです。

次のお祭りは、10月です。

もし、担ぎたいという方はぜひご連絡ください。

まつりの最後に、船を2隻合体させた船に御神輿を乗せて、

清水港から赤灯台の辺りまで、3周するのですが、御神輿を乗せた船の後に、

大漁旗を上げた船が何隻もついて一緒に走る姿は、なかなか見応えがありますよ。

そして、何より、御神輿を担ぐと、昼間から堂々と死ぬほどお酒が飲めます。

昨日は、ねんりんピックの宣伝のため、

女性二人とゆるキャラのくろしお君(着ぐるみ)が来ていたのですが、

「あの人形にも酒飲ませ〜!」と言って、

くろしお君、缶ビール渡されていました。



余談。

御神輿の通り道に、洗濯物を干したらいけないというルールについて、

年長の方に理由を聞いたら、

「神様が嫌がるけん!神様が洗濯物を嫌うがよよ。」って。

いかにも神様が嫌がっているところを見たような言い方で、

ちょっと笑っていまいました。

神様は、洗濯物が嫌いらしい。