2011年11月27日日曜日

小山卓治さんと浜田祐介さんのライブ




昨日は、海癒で行われた小山卓治さんと浜田祐介さんのライブに参加。

浜田祐介さんは、四万十市在住のミュージシャン。

小山卓治さんは、数多くのミュージシャンが尊敬するカリスマ。

尾崎豊や桜井さんにも影響を与えている人らしい。


小山さんを知ったのは、今から10年ぐらい前。

東京に引越したばかりの時、友達から、小山卓治さんのアルバムを渡され、

小山卓治さんファンが、小山さんの歌をぜひみんなに聴いて欲しいからと、

回しているアルバムだから、これを聴いて、聴き終わったら、

また誰かに回して欲しいと渡されたアルバムが出会いのきっかけ。

いい歌だなぁと思いました。

アルバムも何枚か買ったし。



卓治さんが土佐清水の海癒でライブをするのは、かれこれ4年連続4回目らしい。

東京で卓治さんのライブに行って歌を聴くとかだったらまだわかるけど、

初めて卓治さんの歌を聴くのが、土佐清水って、なんだか不思議です。


やっぱりプロは違いますね。

当たり前のことで、卓治さんには失礼ですが。

歌もうまいし、歌詞もいいし、ギターもうまい。

あんなにギターが自分の手足のように弾けたら楽しいだなろうなぁと思う。

一緒に行った奥さんも、えらい感動していました。


東京からわざわざファンの方がこんな土佐清水市まで、8人も来ていたらしい。

卓治さんのライブがきっかけだけど、土佐清水に来てくれて、すごくありがたい。

その中の人が少しでも、

土佐清水っていいところだなぁと感じてくれたらいいなぁと思います。



浜田さんもよかったですよ。

なんかね、音楽を真剣にやっていこうと思うと、

東京に住んでいないといけないような気がしていたけど、

きっと田舎に住んでいるからこそ作れる歌詞やメロディーがあるんだぁと感じた。

グラフィックと一緒。

東京だけがすべてじゃない。東京は東京。高知は高知。

どっちが上で、どっちが下とかではなく。

比べるものではないとつくづく感じました。


2011年11月24日木曜日

立川談志さん




亡くなりましたね。残念です。

立川談志さんの落語は、一度だけ行ったことがあります。

本当に毒舌で、ここでは書けないようなことを言っていました。

そこで笑うと、自分がろくでなしの人間に思われそうくらい毒舌で、

自分も含め、みんなも笑うに笑えない感じ。

でも、すごく面白かったですよ。

一度だけだけど、生で見れたので、いい思い出です。


落語はいいですね。

そんなに回数は見たことはないのですが、

落語に出てくる主人公って、仕事をしていなかたっり、

酒飲みのろくでなしだったり、世間知らずのボンボンだったり、

と、基本的に、「ダメ人間」が主人公。

だから、あ〜、ダメ人間でも生きてていいんだって思わせてくれます。




2011年11月21日月曜日

燃やせるゴミ?

こっちに帰ってきた時、ゴミの分別が東京とは全く異なることに驚いた。

東京は、燃やせるゴミでも、紙とプラは別々に分けて捨てないといけない。

大阪から東京に引越した時、大阪はそこまで分別について細かくなかったから、

それがめんどくさかった。

東京の事務所を立ち上げた時、営業と二人で、

紙のガムテープは、表面はツルっとしていてプラっぽいけど、

表面と粘着面の間は紙っぽいし、

これは紙かプラか?どっち?と二人で悩んだ記憶があります。

最初は本当にめんどくさかった。






それで、土佐清水市はどうかいうと、写真の通り…。

分別の書かれたパンブレットをもらってきた時、

東京とは全然違うことに本当に驚きました。

50cm以下の家電製品やフライパン、卓上コンロなどは“燃やせるゴミ”。

ゴミ袋の中に、炊飯ジャーやラジカセ、フライパンを入れて、捨ててもいいということ。

単純に、これって本当に燃やせるの?という疑問。

フライパンなんて、絶対に燃やせないでしょ???


いくらパンフレットに書かれていても、

いまだに、ゴミ袋に家電製品を入れて捨てるということに、

罪悪感を感じます。


2011年11月18日金曜日

フリーランスは、大変orラクチン?





http://weble.org/2011/11/16/freelance-thoughts

↑Twitterで話題になったブログ。


会社を辞め、フリーランスになるということは、多少、勇気がいります。

毎月、決まったお金が入ってくるわけでもないし、

将来的なことも見えない部分があったりするし。

フリーランスになるにあたり、僕も、多少、勇気、みたいなものは必要でした。

田舎に帰って来て、デザインで食っていくと言っても、本当に大丈夫かなぁと。。。

まあ、知らない土地に行くわけでもないし、どうにかなるか!

といつもの楽天的な感じで帰ってきたのですが。


そして、こっちに帰ってきて思うこと。

東京の時は、会社員として働く人が周りに多かったから、

そんな中で、会社を辞めて、フリーランスになるって、

ある意味、勇気がいることだったけど、

こっちに帰ってきて思うのは、フリーになるって、思ったより大したことはない。

よく考えたら、周りにいる漁師なんて、みんなフリーランスのようなもの。

農家だって一緒。

漁業や農業以外の人でも、田舎は、個人商店をやっている人も多く、

いわば、みんな個人事業主。

フリーランスの僕と一緒。

そう思うと、フリーランスで生きるって田舎では普通のことでした。


それに、自然を相手に商売している漁師に比べたら、デザインはまだラクチンかも。

もちろん、漁師さんとは別の部分でしんどかったりはします。

企画やアイデアを考えたり、デザインしたりとか。

湯水のように企画やアイデアがポンポン思いつけばラクだけど、

なかなかカンタンには思いつかないしね。

でも、本当にどうなるか読めない自然相手は本当に大変だと思う。

命の危険もあるし。

農家の人だって、気候によって、出来具合が違うとかって、

自分たちではどうしようもできないもんね。



個人事業主として届け出を出して、約2ヶ月。

今は、いろいろ目指すところもあり、フリーランスとして楽しくやっています。


2011年11月16日水曜日

実用的+楽しい


写真は、ALESSIのピノキオのジョウゴ。

東京からこっちに帰ってくる時に、青山のALESSIで記念に買ったもの。

この商品を知ったのは、何年か前に福田繁雄がテレビに出ていて、

これ(ALESSIのピノキオ)は、素晴らしいデザインだって紹介していたから。

テレビで見て、ただのジョウゴがデザインで、

こんなにも楽しいものになるのかぁと関心した。


実用的で、さらに楽しい。

そして、使わないときは、キッチンのディスプレイにもなる。

本当に素晴らしいアイデアだと思う。


2011年11月14日月曜日

ソフトボール大会

市営グラウンド


自分が属しているボランティア団体(?)でソフトボール大会に出場するようになり、

昨日、行ってきました。

ソフトボールなんて、10年ぶり。

基本的に運動神経もいいわけじゃないので心配でしたが、

まあ、大きな失敗も活躍することもなく終わりました。。。

たいした活躍もなかったけど、

秋晴れの気持ちいい天気のしたで、カラダを動かすのは気持ちよかった。



3年5組の教室

試合のあった市営グラウンドは、僕が通っていた中学校の隣にあります。

試合と試合の間に、懐かしくて、中学3年生の時の教室を見に行ってきました。

あの頃と、何にも変わらない教室。

後ろの棚も当時のまま。

窓の外にあったイチョウの木も当時のまま。

でも、中学は今度、市役所の上の方に移転する予定です。

津波対策だと思う。たぶん。川の河口にある中学校は危険だから。

もう、着工しているのかな。

そしたら、この建物、壊すのかなぁ?

それとも再利用?

もし、再利用だったら、中学校をテナントビルとして、

教室を貸し出してくれたらいいのに。

そしたら、デザイン事務所に借りれたら、面白いと思うんだけど。

黒板がある部屋で、デザイン。

広いし、懐かしいし、中庭眺めながら仕事もできるし。

ただ、深夜の作業は、一人だとちょっと怖いけど。。。


2011年11月11日金曜日

本物のデザイナー

水曜日は迫田さん、木曜日は畦地さん、今日は梅原さん、

高知新聞に僕が尊敬する方が3日連続で取り上げられていた。

高知では、誰もが知っている3人です。


梅原さんと迫田さんは高知に住みながら、地元はもちろん地元以外の仕事もして、

めちゃくちゃ活躍しているデザイナーさん。

そして、僕が田舎に帰ろうと思うきっかけにもなったデザイナーさん。

デザインなんて、田舎ではできない仕事だと思っていたけど、

梅原さんや迫田さんを知り、田舎だからこそできるデザインがあるとわかりました。



東京には優れたデザイナーがたくさんいると思います。

でも、本物は少ないような気がします。

クライアントの制作費を使い、遊ぶような感覚でモノを作っている人も多いと思う。

ただ、話題になればいい、賞が取れたらいい、ただプレゼンに勝てばいい、

自分が有名になればいい、みたいなノリの人もいると思う。

でも、デザインの本質は、そんなことじゃない。

モノが売れることはもちろんだけど、

地元の風景や農業漁業、産業の将来なんかもデザインしないといけない。

梅原さんや迫田さんは、単純に売れるだけのグラフィックを制作しているわけではなく、

そこまで考えてデザインしている「本物のデザイナー」だと思う。







2011年11月10日木曜日

答え探し



とある商品のパッケージデザインを製作中。

製作中と言っても、実際に手を動かして、デザインしているわけではなく、その前段階。

仕事を依頼してくれた人と何度か飲みに行っていろいろ思いを聞き、

今は、どんな考え方でデザインをしていくかを考えている段階。


ここ数ヶ月後、頭の片隅にズ〜っと、この商品のことがあり、

暇を見つけては、スーパーやお土産物屋さんに行って、陳列棚を眺める日々。

単純に「おいしそう」というデザインだけではダメ。

この商品が、お客さんとどんなコミニュケーションができるかを考える。



どんな顔をしていたら、お客さんは手に取ってくれるだろうか?

買った後も、楽しんでくれるだろうか?

また買いたいと思ってくれるだろうか?

人にも勧めたくなってくれるにはどうしたらいいんやろ?



その答えを数ヶ月、考えていたのですが、

昨日、やっとひとつの答えが見えたような気がした。

まだ、考え方をデザインに落とし込んでいないけど、

この考え方で、デザインすれば、うまくいくんじゃないかと。

やってみないと何とも言えないけど。


答えが見えた時は、目の前がパ〜っと明るくなります。

この瞬間が、うれしいというよりも、ホッとする気持ちの方が大きい。


2011年11月9日水曜日

食品表示勉強会

この中に高知工業技術センターがあります。

車で片道3時間。

高知にある高知工業技術センターというところで、食品表示の勉強会があったので参加。

会場には、食品関係者はもちろん、デザイナーらしき人もちらほら。


勉強会の内容は、商品表示に関するいろいろな話し。

アレルギー表示や、産地や加工地に関する表現の規制ルール、

東京の条例や、キャッチコピーのアウトとセーフなど、いろいろ。

あと、『カロリーゼロ』と『低カロリー』の具体的な数字的な差の話しなど。


パッケージデザインをやっている時、

数字的な部分からの規制や条例などの知識がなく、

そのあたりはクライアント頼りになっていました。

もちろん、アウトな表現はわかっていたのですが、

具体的な数字までは知らなかったので、すごく勉強になりました。


まだまだ勉強やね。


自由軒のミソチャーシュー。

写真は、お昼を食べた自由軒というお店のラーメン。

たまたま入っただけのお店だけど、えらい人気店のような雰囲気でした。

高知市では有名ながやろか???

2011年11月5日土曜日

指名手配のポスターではありません。

居酒屋あんじゅ折込み広告


















居酒屋あんじゅがオープンする時の、折込み広告です。

ビジュアルは、店主である母親の顔。

本来なら、全面に料理の写真や、

『OPEN!』の文字を大きくレイアウトしたりするところだけど、

今回は、ただの似顔絵イラスト。

母親を知っている人は、すぐわかるビジュアルで、

今回は、母親が車を運転している時のサングラスバージョン。

これが、結構、ウケた。


狙いは、ただ、母親を知っている人が折込みを見た時に笑ってもらえたらと思っただけ。

憂鬱な朝に、折込みを見て、ちょっと笑って、楽しい気分になってくれたらいいなぁと。

ただ、それだけ。

それと、居酒屋で求めるものは、人それぞれ違うけど、

きっと美味しい料理やお酒を飲むだけじゃなく、

そこの空気感を楽しみたいんだと思う。

だから、そのあんじゅの空気感を伝える意味を含めて母親の似顔絵にしました。

居酒屋あんじゅは『お店の空気感(雰囲気)=母親』なので。

開店記念に母親の似顔絵入りフェイスタオルも作ったけど、

これも結構好評です。(^^)


オープン記念品。魔除けにどうぞと、プレゼントしています。


2011年11月4日金曜日

餅投げ文化

餅投げ風景


























土佐清水では、何かと餅投げをする。

1_家を建てた時

2_41歳の前厄の時

3_イベントの時


●家を建てた時

これは昔からあって、木造建築の場合、

棟上げ後、屋根工事が終わった時に、屋根に施主さんやその親戚などが屋根に上がって、

屋根からお餅やお菓子、人によってはお金も投げる。


●41歳の前厄の時

これもお餅やお菓子を家の窓や屋根から投げるらしい。

あと、本厄の42歳にちなんで、4,200円、もしくは42,000円分のお金を投げる。


●イベントの時

こっちって、イベントに「○○○祭り」と必ず『祭り』という言葉がくっつく。

それは、『祭り』ではなく、『イベント』じゃないの?と思うのですが、

こっちでは、『イベント=祭り』らしい。

その祭りでも、必ずと言っていいほど餅投げがあるので、

しばらくよそに住んでいた僕としては不思議な風習。




で、先日、友達が家を建てたので餅投げと飲み会に参加してきました。

今回の餅投げに集まった人数は、たぶん150人ぐらい。

折込み広告やネットで告知しているわけでもないのに、

みんなどっからか情報を得て、集まってくる。

聞くと、家が建ち始めたら、もうすぐ、ここで餅投げがあると、チェックをしているらしい。

正式な日にちと時間は、その家の知り合いなどに聞いたり、

つてがない場合は、直接、施主の家に電話で問い合わせる人もいるのだとか。

すごい執念…。


餅投げの時、通常、レジ袋を持って、

ゲットしたお餅は、すぐレジ袋にすぐ入れるようにするんだけど、

気合いの入った人は、オリジナルで大きめのエプロンを作って、

そのエプロンの裾を持ち上げ、

そこに落ちてくるお餅をキャッチできるようにしている人もいたりします。。。

すごい気合い…。


いざ、もちなげが始まったら、まあ、すごい。

「こっちに投げてや〜!!!」と声を出しながら、ガンガン拾う。

うちの横浜出身の奥さんも、餅投げがどんなものか知るために初参加したけど、

感想は、「恐ろしかった。。。」と。

後ろの人がガンガン押してきて、途中から、恐怖でしかなかったみたい。

餅投げに対する熱い執念は本当にすごいと。

ちなみに、奥さんは、「四方餅」をたまたまゲット!

これは、4つしかない縁起のいいお餅で、これをゲットした人はいいことがあるらしい。

四方餅をGET!



















餅投げは、気合いの入った人がいるからこそ盛り上がると思う。

誰も集まらなかったら寂しいもんね。

みんなが集まって、ワイワイガヤガヤ。

個人的には、すごくいいことだと思います。



夜は、家を建てた、そのお祝いの飲み会があるということで参加してきました。

飲み会は、約70人ほどが参加。

受付で、お祝い袋を渡して、名前を記帳。

会場では、司会の方がいて、最初に施主の挨拶。

そのあと、乾杯の音頭は、家を建てた工務店の社長さん。

途中からカラオケが始まり、最後は一本締め。

やっていることは結婚式とほぼ同じ。


家を建てると、餅を投げたり、飲み会を開催したり、なんだか大変そう。



2011年11月1日火曜日

大岐の浜

大岐の浜。サーフィンを楽しむ人が多い海。

中村からの帰り道に、必ず立ち寄る大岐の浜がよく見える場所。

大岐は土佐清水の中で一番好きな海。

今日も、サーフィンを楽しむ人が十数人。

なにげに眺めていると、隣の人に声をかけられる。

幼なじみの友達でした。

仕事現場が近くで、休憩しながら海を眺めていたみたい。

友達もサーフィンをするんだけど、

聞くと、今日も(昨日もらしい)仕事は3時くらいに切り上げて、海に入るとのこと。

なんかのんびりしていていいなぁと思う。


こっちに帰って来たら、のんびりしたいと思いながらも、

仕事をしていると、やっぱり毎日遅くなる。

帰宅時間も東京の時とあまり変わらない。土曜日も基本仕事。

働くこと自体、きらいじゃないので、イヤではないけれど、

せっかく田舎に帰ってきたので、

もうちょっと田舎を楽しめるように心がけた方がいいのかも。