2012年9月4日火曜日

魚屋、パン屋、デザイン屋。


前のブログの続きですが、

迫田さんが、デザイナーって魚屋やパン屋のような存在にならないといけない、

みたいな趣旨のことを書いているのですが、そこも同感。


グラフィックデザイナーという職種は、特殊な仕事でもなく、

僕個人としては、サザエさんに出てくる三河屋さんみたいなもんだと思っていて、

売っているものが醤油かデザインかの違いだけ。

困っていることがあったらお気軽にお電話くださ~い、みたいな感じです。


たまに、デザインをしている人で、ナルシスト系のバカがいて、

自分たちの仕事(グラフィックデザイン)は誰にでもできる仕事じゃない、

自分は持って生まれたセンスがある人間だからできる、

みたいな人に会ったことがあるのですが、

本当に心の底からバカじゃなかろか、と思った。

デザインなんて、やろうと思えば誰でもできる仕事です。

たまに、『デザインセンスがあるからできるんですね』とか言われますが、

デザインセンスなんて、最初はなくても、

がんばれば、誰でもデザインでメシを食べれるくらいのレベルになります。

グラフィックが好きであれば、どうにかなる。

だから特別な仕事でもなんでもない。



デザイナーって特殊な仕事に思われたくないから、

僕は、今も昔もデザイナーっぽくありません。

まあ、顔や体系がこんなんやから、

デザイナーっぽくなろうと思ったとしても無理ですが。(^^;)


田舎ではデザインが、まだまだ『贅沢品』だと思われているところもあります。

昔は、車を持つことが特別だった時代があったのに、今は一家に2台はある時代。

デザインもそのうち、会社やお店を経営するうえで、

最低限必要な要素になってほしいと思います。



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