2015年12月1日火曜日

竜串ウミウシTシャツ

12月1日 高知新聞さんに掲載されました。















9月ぐらいに作った竜串ウミウシTシャツが本日(12/1)、

高知新聞さんで紹介していただきました。

クライアントは、竜串ダイビングセンターさん。

お店のグッズとして、Tシャツを作りたいとご依頼いただきました。


竜串なので、勝手にサンゴとか熱帯魚をビジュアルにしたらいいのかなと思っていたら、

竜串は、ウミウシの宝庫で、かなりの数のウミウシが見れるから、

ウミウシをビジュアルにしてほしいというオリエンでした。


オリエンがハッキリしていたので、

ウミウシをイラストで描くというのはすぐ決まったけど、

ウミウシって、そのまま描くと、ちょっと気持ち悪かったりするわけで、

ウミウシに興味ない人も、着たいと思ってもらえるようなタッチのイラストがいいけど、

どんなタッチで描けばいいのかカタチが見えず、悩んでいたのですが、

いろいろ調べていたら、

海の生物を得意とする友永たろ(http://bokunosui.exblog.jp/さんという

イラストレーターさんを発見。

すぐ連絡してお願いしたら、こころよく承諾していただき、

イラストを描いてくれた上に、同時にデザインも仕上げていただきました。

なので、僕の今回の作業は、アートディレクションのみ。













新聞にも描いているように9月に販売したのですが、

速攻で売り切れました。

竜串ウミウシTシャツですが、色とりどりのウミウシを表現したかったので、

コストが高くなるけど、フルカラー印刷にしたので、

通常のTシャツより少し高いですが、

よろしければ、ぜひご購入くださ〜い。

Tシャツのお問い合わせは、竜串ダイビングセンターさんまで。
http://www.tdc2001.com/

2015年11月14日土曜日

神戸出張

火曜日から金曜日まで神戸出張でした。


目的は、ワールド・ワンさんの金八2号店のメニューブックの撮影のお手伝い。

お手伝いと言っても、メニューの撮影のディレクションだけなのですが。

カメラマンはもちろん藤原さん!

あと、もう一つの目的は、窪津漁協の滝沢くんと土佐清水商工会議所の竹田君が、

大阪で商談会に出ているので、そこに顔を出すため。

商談会での商品は、最近、窪津漁協が売り出している「酒粕干物」で、

店頭周りから商談会でのツールまでいろいろ作らせてもらったので、

商談会での見え方なんかを確認したかったのと、

お客さんの反応を見たかったので顔を出しました。

窪津のタッキーこと滝沢くん!


撮影があった日は、撮影後、河野社長と二人で飲み。

二人で飲んだのは初めてだったのですが、

いろいろ深い話ができて、かなり有意義な時間でした。

ちなみに、お店は、土佐清水ワールドに行きたかったのですが、

1号店、2号店とも満席で入れず。

予約をしてなかったら、入れないぐらい人気みたいなので、

ぜひ、行かれる方は、ご予約をお願いいたします!



商談会のあった日の夜は、土佐清水メンバーとワールド・ワンの方たちと飲み。

実は、一年前のこの時期に、僕は、滝沢くんの商談会について行って、

商談会終了後、ワールド・ワンの方たちとの飲み会に合流させていただきました。

ただ、その時は、僕はデザインの仕事なので、

特にワールド・ワンさんとの接点もなく、

滝沢くん、竹田くんと一緒におったばっかりに、

僕も一緒に飲ませてもらって、申し訳ない気持ちだったのですが、

それが、一年後、まさか「土佐清水ワールド」という

土佐清水に特化した居酒屋ができただけじゃなく、

まさかまさかの2号店までできていて、

僕は、メニューブックをお手伝いさせていただき、

そして、土佐清水ワールドではない、

金八という別のお店のメニューブックもお手伝いしているわけで、

一年前は想像もつかなかったというか、そんなことになっているとは夢にも思わず。。。

不思議な感じでした。



一年前は、想像もつかんかったねと言いながら、みんなでワイワイ飲んで、

気がついたら、深い時間で何時だったかも覚えていませんが、

最後は、店の前で円陣を組んで、

みんなで気合い入れました。

円陣なんて、高校のバレー部の時以来。


さて、一年後は、今度は、どんなことになっているのか、

一年後が楽しみです!




◎土佐清水ワールド 日替わりメニュー

土佐清水の生産者さんの名前が入っています!(^_^)



2015年8月12日水曜日

土佐清水ワールド メニューブック


6月17日にオープンした土佐清水ワールドの2号店が早くも9月に出来そうです。

1号店オープンからたったの3ヶ月。

2号店のことは、また何か進展があれば、ブログに書かせていただきます。


メニューブックの表紙と裏面
















土佐清水ワールド1号店の時、

僕はロゴとメニューブックを担当させていただいたのですが、

メニューブックについて、

泥谷市長にブログ(8月12日付け)で紹介していただきました。



メニューブックでは、メニューの紹介だけではなく、

料理のおいしさを伝えるため、

風景写真と生産者さんの写真を盛り込んだデザインにしたのですが、

実は、今回用に撮影した写真は数点で、

ほとんど、これまでに仕事などで撮影した写真がほとんど。

これまで、土佐清水のクライアントさんから仕事の依頼があったからこそ、

制作ができたパンフレットです。


パンフレットの構成を考える時も、

商品内容や生産者さんの思い、土地感など、

だいたいのことはわかっていたので、

地元でデザインをしているということがすごく役に立ちました。

これが、もし、東京に住んでいる時だったら、

こんなパンフレットを作ることはできなかったと思います。

これまで、地元のクライアントさんから

仕事の依頼があったからこそできたパンフレットなので、

地元のクライアントさんには本当に感謝です。


  ★  ★  ★


メニューブックのデザインについて。













デザインを見てもらったらわかるように、かなり大味なデザインで、繊細さはなし。

今回は、繊細なデザインより、細かいことは気にせず、ちょっと豪快な感じの方が

土佐清水ワールドらしいのではと考えてデザインしました。


先日、ワールド・ワンさんに聞くと、メニューの注文に偏りが少なく、

全体的にバランス良く注文があるみたいで、一安心。

いろいろな料理を食べてほしいと思ってデザインしたので、

狙い通りでよかったです。



まだ、行ったことのない方は、機会があればぜひ行ってみてください。

おまけ。
神戸サンTV_土佐清水ワールドの紹介

2015年7月24日金曜日

社長の教え

22歳から使っているカラーチャート


FBでなにげに、一番最初に勤めたデザイン事務所の社長を検索したら、

社長が出てきた。

ネットをするイメージがなかったので、ちょっとびっくり。

と言っても、当時は、ネットはなかったので、

僕の勝手な思い込みだけなのですが。



一番最初に勤めた会社は、

大阪の西天満にあるデザイン事務所。

当時は、まだMacがないアナログな時代だったので、

写植の発注方法や版下の作り方、紙焼きや色指示の方法など、

デザインする前の基本を叩き込まれた会社。


ただ、デザイン事務所と言っても、企画を考える仕事が多く、

デザインうんぬんは、あまりうるさくいわれなかったのですが、

その社長によくいわれた言葉は、


「デザインは80点のデザイナーでいいけど、

 人間性を磨いて、おまえと仕事がしたいと思ってもらえる人間になれ。」



もちろん、80点で満足するのではなく、100点を目指して日々努力は必要だけど、

100点のデザインができるイヤな奴より、

80点のデザインしかできないけど、一緒に仕事がしたいと思える人間の方が

この先、生きていけるし、そっちの方が楽しいと。

100点のデザインができて、

一緒に仕事がしたいと思ってもらえる人になるのが一番ベストではあるのですが。。。



世の中の仕事で100点を取らないといけないような大きな仕事は少なくて、

どちらかというと8割以上は、80点でも十分な仕事だから、

80点のデザインができれば十分生きていけると、言われました。

当時は、半分ぐらいしか理解してなかったと思うけど、

よく考えると、例えば、行きつけの居酒屋があったとして、

そのお店の料理の味が100点満点かといわれたら、80点かもしれない。

料理はそこそこおいしくて、後は店の人や雰囲気が好きで行っていたりするので、

やっぱり人なのかも。




最初の会社を辞めて、今年で20年経つけど、

いまだに、当時の社長の言葉を思い出しながら、仕事をしてたりします。

2015年6月20日土曜日

土佐清水ワールドまでの道のり

FBにもアップしましたが、

こっちにもアップします!







土佐清水ワールド、涙、涙のオープン



ロゴマークとメニューブックを担当させていただきました土佐清水ワールドが

6月17日に無事オープン。

16日から前日入りしたのですが、店を見る時、かなりドキドキしました。

次の角を曲がれば、店が見えると思うと、

好きな人に会う時のような、ドキドキ感。

で、実際、目の前に現れた土佐清水ワールドを見たら感無量で、

神戸の街に「土佐清水」という文字があるだけでも感動。






オープン当日は、朝礼に立ち会わせいただいたのですが、

店長の渡邉さんは、涙をこらえながら、土佐清水についての思いを語ってくれ、

料理長の古賀さんも開店への想いを伝えてくれました。

土佐清水からは、副市長の磯脇さん、副議長の森さん、土佐食の野村社長、

窪津漁協の滝沢くんがスピーチ。


滝沢くんは、出会いから土佐清水ワールドへ繋がる3年半、

毎日、窪津の新鮮な魚を送り続け、ワールド・ワンさんからの信頼を得て、

土佐清水ワールドという居酒屋ができるまでになったので、

滝沢くんの思いは、相当なものだったと思います。


その滝沢くんのスピーチ。

涙、涙の熱いスピーチでした。

まさかの泣きながらのスピーチになるとは、、、、ホンマ、やられた。

滝沢くんの涙のスピーチを受けて、

今度は、河野社長の涙、涙のメッセージ。



仕事で感動して泣くことなんてあるかよ。

業種にもよるけど、なかなかないと思うがよね。

少なくても、僕は、仕事の現場で感極まって泣くシーンなんて、

今までありませんでした。

泣きながらスピーチする人の中にいながら、

少しだけですが、土佐清水ワールドのお手伝いができ、

そしてこの場に立ち会えて、本当によかったと心から思いました。

仕事で、ここまで感動して涙が流せるって、ホンマにすごいね。


   ★  ★  ★


オープンの日ですが、お客さんの数は凄かったです。

かなりの行列でした。80人ぐらい並んでいたと思います。


奥の席で飲んだのですが、お客さんが入ってくるたび、

一人一人のお客さんに御礼を言いたいぐらいうれしかった。

土佐清水の居酒屋を選んで来てくれることが、本当にありがたかった。


昨日(19日)から、ランチも始まったのですが、

ランチタイムから12時の閉店まで、かなりのお客さんが来てくれたみたいです。




ぜひ、一度、土佐清水ワールドへお越しください。

◉ぐるなび

2015年6月3日水曜日

メニューブック作りは、続く。


神戸での撮影前も撮影後も、メニューブックの作業に追われています。

これが、普通のメニュー表であれば、

メニュー名と金額をレイアウトするだけなので、

カンタンなのですが、今回は、土佐清水の風景や生産者さんの写真を入れないといけないので、

神戸でのメニューの撮影も大変でしたが、土佐清水での撮影も意外と大変。

風景写真は、天気に左右されるし、

今日も、活け締めにする清水さばの写真を撮りに行ったけど、

漁がなくて、活け締め作業はなしで、撮影は明日以降に伸びたりね。

なかなかうまく行きません。。。


あと、今回、メニューブックに、食材の説明なんかも入るのですが、

コピーライターにコピーを書いてもらうために、

資料を集めたりするのも時間がかかったりします。

それと、今回、「土佐清水はたたき発祥の地と言われている」という

ちょっとした短い説明文も入れるのですが、

短い文章とはいえ、なにを根拠に「発祥の地」と言えるのか、

調べないと書けないわけで、

観光協会に電話したり、土佐料理関係の本を取り寄せたり、借りたりして読み込み、

あとは調理人の人に話を聞いたり、

小学校の夏休みの自由研究みたいな感じで調べまくっています。




レイアウト、写真撮影、調べものなど、思った以上に時間がかかります。

ただ、メニューブックに関して、

僕は、土佐清水ワールドに限らず、飲食店さんにとって、

メニューブックのデザインはすごく大切だと思っていて、

ただメニュー名と金額を並べるだけじゃ意味がない。

お客さんに食べて欲しいものは、食べてもらえるようにデザインしないといけない。

土佐清水ワールドに来たお客さんに土佐清水の食材の価値をしっかり伝え、

あれもこれも食べたいと思ってもらえるデザインが本当に大切だと思います。

今回の土佐清水ワールドを経営していくにあたり、

メニューブックが果たす役割は、大きいと思っています。



入稿まであと1週間。

がんばりまっす。