餅投げ風景 |
土佐清水では、何かと餅投げをする。
1_家を建てた時
2_41歳の前厄の時
3_イベントの時
●家を建てた時
これは昔からあって、木造建築の場合、
棟上げ後、屋根工事が終わった時に、屋根に施主さんやその親戚などが屋根に上がって、
屋根からお餅やお菓子、人によってはお金も投げる。
●41歳の前厄の時
これもお餅やお菓子を家の窓や屋根から投げるらしい。
あと、本厄の42歳にちなんで、4,200円、もしくは42,000円分のお金を投げる。
●イベントの時
こっちって、イベントに「○○○祭り」と必ず『祭り』という言葉がくっつく。
それは、『祭り』ではなく、『イベント』じゃないの?と思うのですが、
こっちでは、『イベント=祭り』らしい。
その祭りでも、必ずと言っていいほど餅投げがあるので、
しばらくよそに住んでいた僕としては不思議な風習。
で、先日、友達が家を建てたので餅投げと飲み会に参加してきました。
今回の餅投げに集まった人数は、たぶん150人ぐらい。
折込み広告やネットで告知しているわけでもないのに、
みんなどっからか情報を得て、集まってくる。
聞くと、家が建ち始めたら、もうすぐ、ここで餅投げがあると、チェックをしているらしい。
正式な日にちと時間は、その家の知り合いなどに聞いたり、
つてがない場合は、直接、施主の家に電話で問い合わせる人もいるのだとか。
すごい執念…。
餅投げの時、通常、レジ袋を持って、
ゲットしたお餅は、すぐレジ袋にすぐ入れるようにするんだけど、
気合いの入った人は、オリジナルで大きめのエプロンを作って、
そのエプロンの裾を持ち上げ、
そこに落ちてくるお餅をキャッチできるようにしている人もいたりします。。。
すごい気合い…。
いざ、もちなげが始まったら、まあ、すごい。
「こっちに投げてや〜!!!」と声を出しながら、ガンガン拾う。
うちの横浜出身の奥さんも、餅投げがどんなものか知るために初参加したけど、
感想は、「恐ろしかった。。。」と。
感想は、「恐ろしかった。。。」と。
後ろの人がガンガン押してきて、途中から、恐怖でしかなかったみたい。
餅投げに対する熱い執念は本当にすごいと。
ちなみに、奥さんは、「四方餅」をたまたまゲット!
これは、4つしかない縁起のいいお餅で、これをゲットした人はいいことがあるらしい。
四方餅をGET! |
餅投げは、気合いの入った人がいるからこそ盛り上がると思う。
誰も集まらなかったら寂しいもんね。
みんなが集まって、ワイワイガヤガヤ。
個人的には、すごくいいことだと思います。
みんなが集まって、ワイワイガヤガヤ。
個人的には、すごくいいことだと思います。
夜は、家を建てた、そのお祝いの飲み会があるということで参加してきました。
飲み会は、約70人ほどが参加。
受付で、お祝い袋を渡して、名前を記帳。
会場では、司会の方がいて、最初に施主の挨拶。
そのあと、乾杯の音頭は、家を建てた工務店の社長さん。
途中からカラオケが始まり、最後は一本締め。
やっていることは結婚式とほぼ同じ。
家を建てると、餅を投げたり、飲み会を開催したり、なんだか大変そう。
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