2012年5月21日月曜日

ジョン万次郎、大河ドラマの誘致

足摺港にある「萬次郎少年像」



ちょっと前に、土佐清水市で万次郎さんを大河ドラマにしてもらおうという会が

結成されたという記事が高知新聞に載っていました。

地元の盛り上がりも大切だと思うけど、

それにプラス、どうやって、

万次郎さんをNHKにプレゼンしていくかが大切な気がします。



何を基準にNHKが大河ドラマの題材を決めているのかを

調べたことがないのでわからないのですが、

たぶん、少なくても視聴率が取れるかどうかということは気にしていると思う。

視聴率が低いと、すぐいろいろ言われるしね。

僕自身は、視聴率絶対主義的なテレビ業界の考え方は、きらいなのですが。



全国で、地元の偉人を大河ドラマにして欲しいと思っている人は多いわけで、

その中で、万次郎さんを選んでもらえるようにするには、

大河ドラマには、今の時代が○○なので○○が必要です。

それに万次郎さんはぴったりの人物で、視聴率も取れます、

というプレゼンをしないといけないと思う。

と書きながらも、そんな単純な話しではないと思うけど。

きっと、地域的なバランスなどもあるような気がするし。。。


で、万次郎さんで視聴率が取れるかどうか、

たぶん、万次郎さんの人生が今の時代の応援歌のようになれるかどうかだと思う。

龍馬伝の視聴率がよかったのは、前からある龍馬人気というものが絶対にあるけれど、

たぶん、時代にも合っていたんだと思う。

100年に一度の危機とい言われる時代なのに、総理大臣がころころ変わる日本。

龍馬のような人に現れてほしいと思いながら見た人もいれば、

自分が龍馬のように世界を変えることができる人間になりたいと

考えながら見た人も多いと思う。



今は相変わらずの不景気で、年金をもらえるかどうかもわからない。

自分の将来に不安を抱え、希望を持てず、自殺する人が年間3万人以上いる日本。

今は、こんな世の中ですが、

どんなに厳しい場面に直面しても、

不屈の精神で、決して将来をあきらめず、希望を持って生きた万次郎さんの人生は、

今の時代の応援歌になれると思います。

人生をあきらめかけた人が、万次郎さんの生き様を知り、

もう一度、がんばってみようと思えるような

そんな大河ドラマが作れたらいいなぁと思います。



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